宇城市議会 > 2017-09-27 >
09月27日-06号

  • "髙本敬義"(/)
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  1. 宇城市議会 2017-09-27
    09月27日-06号


    取得元: 宇城市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-22
    平成29年 9月 定例会(第3回)         平成29年第3回宇城市議会定例会(第6号)                          平成29年9月27日(水)                          午前10時00分 開議1 議事日程 日程第1  認定第1号  平成28年度宇城市一般会計歳入歳出決算の認定につい              て 日程第2  認定第2号  平成28年度宇城市国民健康保険特別会計歳入歳出決算              の認定について 日程第3  認定第3号  平成28年度宇城市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決              算の認定について 日程第4  認定第4号  平成28年度宇城市介護保険特別会計歳入歳出決算の認              定について 日程第5  認定第5号  平成28年度宇城市奨学金特別会計歳入歳出決算の認定              について 日程第6  認定第6号  平成28年度宇城市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算              の認定について 日程第7  認定第7号  平成28年度宇城市水道事業会計決算の認定について 日程第8  認定第8号  平成28年度宇城市下水道事業会計決算の認定について 日程第9  認定第9号  平成28年度宇城市民病院事業会計決算の認定について 日程第10 議案第48号 宇城市個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定に              ついて 日程第11 議案第49号 宇城市企業振興促進条例等の一部を改正する条例の制定              について 日程第12 議案第50号 工事請負契約の変更契約の締結について(黒崎内潟線(戸              馳大橋)補助金(上部工)工事) 日程第13 議案第51号 工事請負契約の締結について(豊川小学校プール改築工              事) 日程第14 議案第52号 損害賠償の額を定めることについて 日程第15 議案第53号 平成29年度宇城市一般会計補正予算(第2号) 日程第16 議案第54号 平成29年度宇城市国民健康保険特別会計補正予算(第              2号) 日程第17 議案第55号 平成29年度宇城市後期高齢者医療特別会計補正予算              (第2号) 日程第18 議案第56号 平成29年度宇城市介護保険特別会計補正予算(第1号) 日程第19 議案第57号 平成29年度宇城市奨学金特別会計補正予算(第1号) 日程第20 議案第58号 平成29年度宇城市簡易水道事業特別会計補正予算(第              2号) 日程第21 議案第59号 平成29年度宇城市下水道事業会計補正予算(第2号) 日程第22 議案第60号 平成29年度宇城市一般会計補正予算(第3号) 日程第23 議案第61号 平成29年度宇城市一般会計補正予算(第4号) 日程第24        議会運営委員会の閉会中の継続調査の申し出について 日程第25        各常任委員会の閉会中の継続調査の申し出について2 本日の会議に付した事件 議事日程のとおり3 出席議員は次のとおりである。(22人)  1番 高 橋 佳 大 君          2番 髙 本 敬 義 君  3番 大 村   悟 君          4番 星 田 正 弘 君  5番 福 永 貴 充 君          6番 溝 見 友 一 君  7番 園 田 幸 雄 君          8番 五 嶋 映 司 君  9番 福 田 良 二 君         10番 河 野 正 明 君 11番 渡 邊 裕 生 君         12番 大 嶋 秀 敏 君 13番 尾 﨑 治 彦 君         14番 河 野 一 郎 君 15番 長 谷 誠 一 君         16番 永 木 伸 一 君 17番 入 江   学 君         18番 豊 田 紀代美 君 19番 堀 川 三 郎 君         20番 中 山 弘 幸 君 21番 石 川 洋 一 君         22番 岡 本 泰 章 君4 欠席議員はなし5 職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名 議会事務局長   木 村 和 弘 君   書    記   横 山 悦 子 君6 説明のため出席した者の職氏名 市長       守 田 憲 史 君   副市長      浅 井 正 文 君 教育長      平 岡 和 徳 君   総務部長     本 間 健 郎 君 総合政策監    村 上 理 一 君   企画部長     岩清水 伸 二 君 市民環境部長   松 本 秀 幸 君   健康福祉部長   清 成 晃 正 君 経済部長     吉 田 裕 次 君   土木部長     成 田 正 博 君 教育部長     緒 方 昭 二 君   会計管理者    戸 田 博 俊 君 総務部次長    成 松 英 隆 君   企画部次長    木 下   堅 君 市民環境部次長  上 原 久 幸 君   健康福祉部次長  那 須 聡 英 君 経済部次長    中 村 誠 一 君   土木部次長    坂 園 昭 年 君 教育部次長    蛇 島 浩 治 君   三角支所長    内 田 公 彦 君 不知火支所長   辛 川 広 倫 君   小川支所長    園 田 敏 行 君 豊野支所長    木 村 隆 之 君   市民病院事務長  吉 澤 和 弘 君 農業委員会          重 田 公 介 君   監査委員事務局長 中 村 久美子 君 事務局長 財政課長     天 川 竜 治 君               開議 午前10時00分             -------○------- ○議長(入江学君) これから、本日の会議を開きます。 まず、報告事項を申し上げます。市長から追加議案が提出されております。提出議案は、お手元に配布しております議事日程記載の日程第23、議案第61号であります。             -------○------- △日程第1 認定第1号 平成28年度宇城市一般会計歳入歳出決算の認定について △日程第2 認定第2号 平成28年度宇城市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について △日程第3 認定第3号 平成28年度宇城市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について △日程第4 認定第4号 平成28年度宇城市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について △日程第5 認定第5号 平成28年度宇城市奨学金特別会計歳入歳出決算の認定について △日程第6 認定第6号 平成28年度宇城市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について △日程第7 認定第7号 平成28年度宇城市水道事業会計決算の認定について △日程第8 認定第8号 平成28年度宇城市下水道事業会計決算の認定について △日程第9 認定第9号 平成28年度宇城市民病院事業会計決算の認定について ○議長(入江学君) 日程第1、認定第1号平成28年度宇城市一般会計歳入歳出決算の認定についてから、日程第9、認定第9号平成28年度宇城市民病院事業会計決算の認定についてまでを一括議題とします。本件は、9月11日の会議におきまして、決算審査特別委員会に審査を付託しておりますので、委員長に報告を求めます。 ◎決算審査特別委員長高橋佳大君) ただいまから、決算審査特別委員会委員長の報告をいたします。 決算審査特別委員会において審査してまいりました案件は、去る9月11日の本会議において付託された認定第1号から認定第9号までであります。本案件の審査は常任委員会所管の分科会とし、各分科会の正副座長につきましては、その常任委員会の正副委員長が担当し、進めました。 分科会では質疑及び意見のみとし、執行部に対し決算書に基づき詳細な説明を求め、決算審査は執行済として軽んじる傾向があるが、議会が決定した予算が適正に執行されたかどうかを審査するとともに、各種資料に基づいてその行政効果や経済効果を測定し、住民に代わって行政効果を評価する極めて重要な委員会であることを念頭におき、審査にあたりました。 その中で、昨年の決算審査特別委員会で指摘したことがどのように改善されたか、そして予算の執行がその目的に沿い、関係法令の規定に準拠し、適正かつ効率的に行われたか、また昨年の意見、施策や事業の目的がどの程度達成され、市民サービスの福祉の向上にどのように貢献したかとの視点に立ち、質疑を行いました。 質疑及び意見につきましては、先の第2回決算審査特別委員会において、各分科会から報告が終わっておりますので、その内容は省略することにいたします。 その分科会からの報告後、質疑・討論の有無をお諮りいたしましたが、質疑並びに討論は共にありませんでした。採決の結果、認定第1号から認定第9号まではお手元に配布しております報告書のとおり、全て認定すべきものと決定いたしました。 なお、執行部においては、審査の結果は後年度の予算編成や行政執行にいかされるよう努力すべきであり、市の財政運営の一層の健全化と適正化に役立てられますよう期待いたします。 以上で、決算審査特別委員会による審査の報告といたします。 ○議長(入江学君) ただいま、委員長の報告が終わりました。 これから、委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。             [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(入江学君) 質疑なしと認めます。 次に、認定第1号の討論に入ります。通告がありますので、発言を許します。8番、五嶋映司君。 ◆8番(五嶋映司君) 8番、日本共産党の五嶋です。ただいま議題になっております認定第1号平成28年度宇城市一般会計歳入歳出決算の認定に反対の立場で討論いたします。 まず、第1点は、宇城市職員480人前後に対し、約370人近い非常勤職員、臨時職員を採用しています。その人たちの賃金は、年間200万円以下の人がほとんどで、全てとはいいませんが、ほとんどの人がワーキングプアと呼ばれる賃金状態にあります。公的機関が働く貧困層をつくり出すという雇用実態には反対です。また、総括審議員として採用されている現職警察官への人件費は、市の職員の中でも高額であり、その目的が市民のためとは理解できません。 2つ目は、総務管理費の中で、繰越明許を含めると約1,000万円程度の歳出が行われている社会保障税番号制度の問題です。いわゆるマイナンバー制度を導入し、個人情報の一括管理で管理社会を強化するものであります。情報漏えい等の課題は依然残されたままで、制度そのものに反対であり、この決算には賛成できません。 3つ目は、老人福祉費の中の養護老人ホーム入所者負担金について、松寿園の民間譲渡後3年になりますが、毎年その金額が増加している状況です。民営化によって、市の歳出が1,000万円以上削減できるということで民営化が進められたと記憶しているにも関わらず、減るどころか増え続けている現状は、民営化のメリット・デメリットの検証が必要だし、市民の理解を得ることは困難だと思います。 4つ目は、土木費の土木橋梁費に含まれる戸馳大橋の建設費は暴騰を続けています。建設そのものに反対をするものではありませんが、発注の仕方に問題はなかったのか検証を求めたいし、この増加の仕方には素直に賛成できません。 5つ目は、民生費の保育園運営費の中にも含まれる同和教育連絡協議会負担金や、教育費の中での同和団体の補助金が依然として続けられている。法的根拠もなくなった今、支払いを続けることには反対です。 その他、保育園民営化費用や、更に民営化を進める費用、高すぎる国保税の対応や水道料金、子どもの貧困化対策などへの措置を考えると、この決算は住民の暮らし・福祉を守るという地方自治体の仕事を全うする決算とは言い難いものであります。よって、平成28年度宇城市一般会計決算の認定には反対いたします。議員諸氏の御賛同、よろしくお願いして反対討論といたします。 ○議長(入江学君) これで、討論を終結します。 これから、認定第1号平成28年度宇城市一般会計歳入歳出決算の認定についてを採決します。採決は押しボタン式投票によって行います。この決算に対する委員長報告は認定するものです。認定第1号は、委員長報告のとおり認定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを、それぞれ押してください。               (ボタンを押す) ○議長(入江学君) ボタンの押し忘れはございませんか。             [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(入江学君) 押し忘れなしと認め、確定いたします。 賛成多数です。したがって、認定第1号は認定することに決定しました。 次に、認定第2号の討論に入ります。通告がありますので、発言を許します。8番、五嶋映司君。 ◆8番(五嶋映司君) 8番、日本共産党の五嶋映司です。ただいま議題になっております認定第2号国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について反対の立場で討論いたします。 宇城市の国保税は、平成27年度は県下14市の中で一番高くなっていました。この決算の平成28年度では、他市の国保税の変更などもあり、一番高いという汚名から改善されたのではないかと期待をしていましたが、残念ながら今年8月10日に県が公表した県下市町村国保税統計でも、宇城市の国保税は1人当たりも世帯当たりもやはり県下14市の中で一番高くなっています。他の市町村の多くは、基準外繰入で国保税をなるべく安くする施策をとっています。この国保特別会計の平成28年度予算では、せっかく1億500万円ほどの基準外繰入を予算化したのに、県下14市中で一番高い国保税による効果で、黒字になったといって国保税を引き下げて、市民の苦難を軽減する方向ではなく、一般会計へ返還させる方法をとっています。これを見ると、財源は確保できることを示しており、払いたくても払えないという現状と、国保世帯にとっては国保が非常に高い負担率となっていることを理解している執行部なのに、このような姿勢には憤りを感じます。 国保税の負担軽減を図ることは、市民にとっては喫緊の課題であることを強く訴えて、認定第2号国民健康保険特別会計歳入歳出決算の反対討論といたします。議員諸氏の御賛同、よろしくお願いいたします。
    ○議長(入江学君) これで、討論を終結します。 これから、認定第2号平成28年度宇城市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についてを採決します。採決は押しボタン式投票によって行います。この決算に対する委員長報告は認定するものです。認定第2号は、委員長報告のとおり認定定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを、それぞれ押してください。               (ボタンを押す) ○議長(入江学君) ボタンの押し忘れはございませんか。             [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(入江学君) 押し忘れなしと認め、確定いたします。 賛成多数です。したがって、認定第2号は認定することに決定しました。 次に、認定第3号の討論に入りますが、通告はありません。したがって、討論なしと認めます。 これから、認定第3号平成28年度宇城市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についてを採決します。採決は押しボタン式投票によって行います。この決算に対する委員長報告は認定するものです。認定第3号は、委員長報告のとおり認定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを、それぞれ押してください。               (ボタンを押す) ○議長(入江学君) ボタンの押し忘れはございませんか。             [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(入江学君) 押し忘れなしと認め、確定いたします。 賛成多数です。したがって、認定第3号は認定することに決定しました。 次に、認定第4号の討論に入りますが、通告はありません。したがって、討論なしと認めます。 これから、認定第4号平成28年度宇城市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についてを採決します。採決は押しボタン式投票によって行います。この決算に対する委員長報告は認定するものです。認定第4号は、委員長報告のとおり認定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを、それぞれ押してください。               (ボタンを押す) ○議長(入江学君) ボタンの押し忘れはございませんか。             [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(入江学君) 押し忘れなしと認め、確定いたします。 賛成多数です。したがって、認定第4号は認定することに決定しました。 次に、認定第5号の討論に入りますが、通告はありません。したがって、討論なしと認めます。 これから、認定第5号平成28年度宇城市奨学金特別会計歳入歳出決算の認定についてを採決します。採決は押しボタン式投票によって行います。この決算に対する委員長報告は認定するものです。認定第5号は、委員長報告のとおり認定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを、それぞれ押してください。               (ボタンを押す) ○議長(入江学君) ボタンの押し忘れはございませんか。             [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(入江学君) 押し忘れなしと認め、確定いたします。 賛成全員です。したがって、認定第5号は認定することに決定しました。 次に、認定第6号の討論に入りますが、通告はありません。したがって、討論なしと認めます。 これから、認定第6号平成28年度宇城市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを採決します。採決は押しボタン式投票によって行います。この決算に対する委員長報告は認定するものです。認定第6号は、委員長報告のとおり認定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを、それぞれ押してください。               (ボタンを押す) ○議長(入江学君) ボタンの押し忘れはございませんか。             [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(入江学君) 押し忘れなしと認め、確定いたします。 賛成多数です。したがって、認定第6号は認定することに決定しました。 次に、認定第7号の討論に入ります。通告がありますので、発言を許します。8番、五嶋映司君。 ◆8番(五嶋映司君) 8番、日本共産党の五嶋です。ただいま議題になっております認定第7号宇城市水道事業会計決算の認定について、反対の立場で討論いたします。 認定第2号国保税と同様の理由で、県下でも、さらには全国でも非常に高いランクにある宇城市の水道料金、本来ならば、生活にはなくてはならない社会資本として、道路と同じように無料に近い状態で提供されるのが本当だと思います。この問題は、何度となく引下げの検討をお願いしてきましたが、真剣に検討された状況を伺い知ることもできません。この年度は震災などもあり、単年度決算では損失決算となっていますが、この数年は剰余金の出る決算で、基本的には、経営的には良好な状況でした。水道料金は公共料金として、そしてその地域が住みよいかどうかの指標の一つにもなります。 決算の方法を検討したり、基準外繰入なども考えて、近隣市町村並みの料金に対する対策を講じるべきと考えて、この決算の認定には反対いたします。議員諸氏の賛同、よろしくお願いいたします。 ○議長(入江学君) これで、討論を終結します。 これから、認定第7号平成28年度宇城市水道事業会計決算の認定についてを採決します。採決は押しボタン式投票によって行います。この決算に対する委員長報告は認定するものです。認定第7号は、委員長報告のとおり認定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを、それぞれ押してください。               (ボタンを押す) ○議長(入江学君) ボタンの押し忘れはございませんか。             [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(入江学君) 押し忘れなしと認め、確定いたします。 賛成多数です。したがって、認定第7号は認定することに決定しました。 次に、認定第8号の討論に入りますが、通告はありません。したがって、討論なしと認めます。 これから、認定第8号平成28年度宇城市下水道事業会計決算の認定についてを採決します。採決は押しボタン式投票によって行います。この決算に対する委員長報告は認定するものです。認定第8号は、委員長報告のとおり認定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを、それぞれ押してください。               (ボタンを押す) ○議長(入江学君) ボタンの押し忘れはございませんか。             [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(入江学君) 押し忘れなしと認め、確定いたします。 賛成全員です。したがって、認定第8号は認定することに決定しました。 次に、認定第9号の討論に入りますが、通告はありません。したがって、討論なしと認めます。 これから、認定第9号平成28年度宇城市病院事業会計決算の認定についてを採決します。採決は押しボタン式投票によって行います。この決算に対する委員長報告は認定するものです。認定第9号は、委員長報告のとおり認定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを、それぞれ押してください。               (ボタンを押す) ○議長(入江学君) ボタンの押し忘れはございませんか。             [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(入江学君) 押し忘れなしと認め、確定いたします。 賛成多数です。したがって、認定第9号は認定することに決定しました。             -------○------- △日程第10 議案第48号 宇城市個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定について △日程第11 議案第49号 宇城市企業振興促進条例等の一部を改正する条例の制定について △日程第12 議案第50号 工事請負契約の変更契約の締結について(黒崎内潟線(戸馳大橋)補助金(上部工)工事) △日程第13 議案第51号 工事請負契約の締結について(豊川小学校プール改築工事) △日程第14 議案第52号 損害賠償の額を定めることについて △日程第15 議案第53号 平成29年度宇城市一般会計補正予算(第2号) △日程第16 議案第54号 平成29年度宇城市国民健康保険特別会計補正予算(第2号) △日程第17 議案第55号 平成29年度宇城市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号) △日程第18 議案第56号 平成29年度宇城市介護保険特別会計補正予算(第1号) △日程第19 議案第57号 平成29年度宇城市奨学金特別会計補正予算(第1号) △日程第20 議案第58号 平成29年度宇城市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号) △日程第21 議案第59号 平成29年度宇城市下水道事業会計補正予算(第2号) △日程第22 議案第60号 平成29年度宇城市一般会計補正予算(第3号) ○議長(入江学君) 日程第10、議案第48号宇城市個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定についてから、日程第22、議案第60号平成29年度宇城市一般会計補正予算(第3号)までを一括議題とします。 去る9月11日の会議において、審査を付託しました各常任委員会から審査結果の報告がありますので、ただいまから各常任委員会における審査の経過並びに結果について各常任委員長に報告を求めます。 まず、総務文教常任委員長に報告を求めます。 ◎総務文教常任委員長(溝見友一君) 総務文教常任委員会に付託されました案件につきまして、委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。 委員会を9月19日、大委員会室において開催し、説明員として関係部局長、次長、各支所長並びに関係課長の出席を求め審査を行いました。議案の審査の過程で論議された、主なものを要約して申し上げます。 まず、議案第51号、工事請負契約の締結について(豊川小学校プール改築工事)について申し上げます。 委員から「以前松橋中学校プールの改築工事があったが、比較して差異があれば内容説明をお願いしたい。」との質疑に対し、執行部から「松橋中学校プールの設計単価を参考に設計したが、材料費、労務費等の市場単価が上がっており一度不落となった。今回は、市場単価を参考に単価を見直して設計額を算出した。」との答弁がありました。これに対し、委員から「結果的に2回の設計になっており、最初から松橋中学校プールの設計単価を参考にせず設計額を出すべきだったのではないか。今後は、適正な工事発注をお願いする。」との意見がありました。 続きまして、議案第53号、平成29年度宇城市一般会計補正予算(第2号)について申し上げます。 款2、総務費の企画費について、委員から「小川駅周辺開発構想策定委託料が計上してあるが、どのような事業構想を考えているのか。」との質疑に対し、執行部から「小川駅西側に改札口の設置、また改札口設置に伴う駐車場を考えており、そのための課題整理や西口の利用見込み数等の調査を策定委託料として計上したもの。」との答弁がありました。これに対し、委員から「構想を検討している段階で、土地購入費を補正予算で計上することについて疑問に思うが。」との質疑に対し、執行部から「熊本地震からの復興が進む中、人口減少対策として小川駅西側周辺の都市機能を強化するため、早期の事業着手を考えている。土地購入費についても、構想の進捗に合わせ時間的ロスを少なくするため、策定業務委託料と同時に予算を計上したもの。」との答弁がありました。これに対し、更に委員から「復旧・復興にかかる事業を優先すべきではないか。」との質疑に対し、執行部から「この事業も復興に係る事業と考えている。事業を進めるにあたっては、JRとの協議が必要となるが、その期間が予測できないため少しでも早く着手したい。」との答弁がありました。また、委員から「小川駅周辺開発構想には賛成だが、構想ができていない段階での土地購入費の予算計上については、一考を要する。」との意見もありました。 次に款8、消防費の防災コミュニティ施設基本設計業務委託料について、委員から「構想を検討しているとのことだが、公民館的機能と防災コミュニティ要素が加味されていてイメージがつかめない部分がある。旧町ごとに造られるのか、また、総事業費はどれくらいなのか。」との質疑に対し、執行部から「旧町に最低1か所ということで進めており、避難所の収容者数によって場所、規模を検討している。避難所、防災倉庫、調理室、シャワー室、マンホールトイレ、手動式井戸等を設置し、通常の建物の25%以上の耐震性を保有する施設を計画している。選定用地は、現公民館施設を考えているが、確認申請等の法的諸要件について課題整理を行っている。総事業費は、補助金等の不確定な部分があり返答は控えたい。」との答弁がありました。これに対し、委員から「補助要綱はどうなっているのか。」との質疑に対し、執行部から「企画部所管の都市防災推進事業で2分の1以内の補助になっている。」との答弁がありました。 次に款9、教育費の公民館費について、委員から「解体工事設計業務委託料が計上してあるが、解体の時期と代替施設をお尋ねしたい。」との質疑に対し、執行部から「中央公民館の解体に対する実施設計を計上しており、解体は平成30年度を予定している。代替施設には、下水道組合の会議室等を検討しており、利用者への説明については、12月中までに実施したい。」との答弁がありました。 討論では「防災コミュニティ施設、小川駅周辺開発構想に係る事業については、議論がなされないまま土地購入費や公民館解体費等が計上されており、十分な説明と議論する時間が必要。」との反対討論がありました。 以上が質疑と答弁の主な点であり、これらの質疑を終結し、採決の結果、総務文教常任委員会に付託されました条例案件1件、予算案件2件、その他2件の合計5議案につきましては、全て可決すべきものと決定しました。 以上で、総務文教常任委員会における審査の経過と結果の報告を終わります。 ○議長(入江学君) 総務文教常任委員長の報告が終わりました。 次に、建設経済常任委員長に報告を求めます。 ◎建設経済常任委員長(堀川三郎君) 建設経済常任委員会に付託された案件につきまして、本委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 委員会を9月20日に、大委員会室において開催しました。委員会には、説明員として関係部長、次長並びに担当課長の出席を求め、審査を行いました。 議案の審査の過程で論議されました主なものを要約して御報告申し上げます。 議案第53号、平成29年度宇城市一般会計補正予算(第2号)の農業振興費について、委員から「就農者の高齢化と後継者不足により、このままでは耕作放棄地が増える一方である。対応策は考えているのか。」との質疑に対し、執行部から「国及び県に耕作放棄地緊急対策事業という耕作放棄地を解消した場合に補助金が出る事業がある。また、中山間地においては中山間地直接払い事業、平地においては多面的機能支払い事業もあるためこのような事業と合わせて耕作放棄地の解消をお願いしている。農業委員会としては、今回の制度改正により担い手への農地の利用集積・集約化、遊休農地の解消等の指針を今年度策定したい。」との答弁がありました。 次に、林業振興費について、委員から「三角西港の森整備工事費は今年度で事業終了ということであったが、せっかく整備したので今後も関係部署間で協議をし、県からの補助金がないのであれば市の財源を持ち出してでもやらないといけないと思うがどうか。」との質疑に対し、執行部から「まずは、どの程度の整備がいるのか全体の事業費等を把握する必要がある。今までは経済部所管ということで事業を行っていたが、事業区間はフットパスのコースにもなっている関係上、所管の企画部と協議をしていく。」との答弁がありました。 次に、道路新設改良費について、委員から「歳入の社会資本整備総合交付金が7億5,755万円減額されており、それに伴い歳出の道路新設改良費等も減額されている。減額されると事業を縮小したり延期したりしないといけなくなると思うが今後もこういう状況が続いていくのか。」との質疑に対し、執行部から「道路維持事業は7割程度交付されていたものが近年では2割を切り、道路新設改良事業についても同様で配分決定額が減ってきている。今後もこの傾向は続いていくと思うがこれ以上の減額があると事業推進に支障をきたすため県などと協議し財源確保に努めたい。」との答弁がありました。 以上が、質疑と答弁等の主な点であります。 これらの質疑を終結し、採決の結果、本委員会に付託されました、条例案件1件、その他案件1件、補正予算案件3件につきましては、全て可決すべきものと決定しました。 以上、建設経済常任委員会における審査の経過並びに結果の報告を終わります。 ○議長(入江学君) 建設経済常任委員長の報告が終わりました。 次に、民生常任委員長に報告を求めます。 ◎民生常任委員長(豊田紀代美君) 民生常任委員会に付託された案件につきまして、本委員会おける審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 委員会を9月21日に、大委員会室において開催しました。委員会には、説明員として関係部長、次長並びに担当課長の出席を求め、審査を行いました。 議案の審査の過程で論議されました主なものを要約して御報告申し上げます。 議案第53号、平成29年度宇城市一般会計補正予算(第2号)について、委員から「熊本地震復興基金事業費の共同墓地復旧支援事業補助金について、墓地の具体的にどのような箇所が対象となるのか。また、今回1,500万円の補正が計上されているが、申込額が超過した場合はどのような対応となるのか。」との質疑に対し、執行部から「本事業の対象は共同墓地の共有部分や通路等が対象となり個人の墓石再建に係る費用は対象外となる。また、予算については、本事業は熊本地震復興基金事業で、今年度の県予算は3,000万円となっているので、超過した場合にはまず県が予算措置し、その後市で予算を措置していくこととなる。」との答弁がありました。 次に、委員から「障害児保育事業補助金について、どのような対象者が増えているのか。」との質疑に対し、執行部から「増えているのは発達障害と診断された対象者が増えてきており、療育手帳を持っている対象者の割合は減ってきている。補助金の対象となる人数については平成26年度と比較して倍以上の対象者になっている。」との答弁があり、それに対し委員から「障がいのある子どもが小学校に進学する際はどのような形で引継ぎを行っているのか。」との質疑があり、執行部から「学校と関係機関による定例会を設け、情報交換を行っている。また、入学前に先生との引継ぎ等が行われている。」との答弁がありました。 次に議案第54号宇城市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について、委員から「今回の補正で法定外繰入金が減額となっているが、減額となった理由は。」との質疑に対し、執行部から「今回減額となった理由は、平成28年度の繰越金により財源手当ができたためで、今後財源が不足しそうな場合には、再度計上することもありえる。」との答弁がありました。 次に議案第60号宇城市一般会計補正予算(第3号)について、委員から「住まい再建支援事業は3年間の事業ということだが、今回計上した分の残額を次年度へ繰り越して行うのか。」との質疑に対し、執行部から「県の方針で総額の3分の1ずつ3年に分けて予算化することになっており、平成30年度・平成31年度も同額を計上する予定である。」との答弁がありました。 以上が、質疑と答弁等の主な点であります。 これらの質疑を終結し、採決の結果、本委員会に付託されました補正予算案件5件につきましては、全て可決すべきものと決定しました。 以上、民生常任委員会における審査の経過並びに結果の報告を終わります。 ○議長(入江学君) 民生常任委員長の報告が終わりました。 以上で、各常任委員長の報告が終わりました。 ここでしばらく休憩します。             -------○-------               休憩 午前10時41分               再開 午前10時50分             -------○------- ○議長(入江学君) 休憩前に引き続き、会議を再開します。 ここで、中山弘幸君ほか1人から、議案第53号平成29年度宇城市一般会計補正予算(第2号)に対する修正の動議が提出されております。中山議員に修正案の説明を求めます。 ◆20番(中山弘幸君) 20番、うき未来21の中山です。ただいま議題となっております議案第53号平成29年度宇城市一般会計補正予算(第2号)に対する修正案について主旨説明並びに詳細説明を申し上げます。 議案第53号平成29年度宇城市一般会計補正予算(第2号)の一部を次のように修正します。 第1条中、1億9,200万3千円を3億470万3千円に、369億7,425万円を368億6,155万円に改めます。主な内容は、小川駅周辺開発構想に関する予算の削除と、防災コミュニティ施設基本設計業務委託料と、それに関係する解体工事設計業務委託料2件分の削除となっております。 小川駅周辺開発、防災コミュニティ施設の計画について、全く反対ということではありません。しかし、どちらも議会に対して全くの説明不足であり、議論も十分とはいえず、今の段階では我々議員として市民の皆様に説明しようがないのが現状であります。小川駅周辺開発につきましては、JRとの協議もほとんど行われておらず、全く先が見えない中、今の段階で土地の購入費をあげること自体理解できません。 また、防災コミュニティ施設の計画分については、5町ごとに造るということであれば、場所の問題や規模などについて旧町ごとにもっと詰めの議論をすべきであります。総額約35億円の事業を進めるにあたっては、丁寧な説明が求められると思います。よって、しっかりとした基本構想を示した上で、再度譲渡すべきと判断し、修正案を提出した次第であります。 詳細について説明いたしますので、修正案の1ページをお開きください。 まず歳入から、款18繰入金、項2基金繰入金、補正額6億8,361万5千円の減額を7億8,211万5千円の減額に、款21市債補正額1億9,200万3千円の減額を、3億470万3千円の減額に修正します。よって、歳入合計369億7,425万円を368億6,155万円に修正します。 次に、歳出を説明します。款2総務費、項1総務管理費、補正額1億2,457万4千円を8,787万4千円に、款8消防費、項1消防費、補正額7,488万円を488万円に、款9教育費、項5社会教育費、補正額475万5千円を124万5千円の減額に修正し、歳出合計369億7,425万円を368億6,155万円に修正します。 次に2ページをお開きください。第3表地方債の補正、防災コミュニティ施設整備事業費1,420万円を減額し、計200万円といたします。 次に、歳出を説明しますので3ページをお開きください。款2総務費、目5財産管理費、節13委託料、解体工事設計業務委託料900万円を削除します。これは旧小川支所の分です。 次に、目6企画費、節13委託料、不動産鑑定業務委託料70万円、同じく小川駅周辺開発構想策定業務委託料600万円を削除します。同じく、企画費の節17公有財産購入費2,100万円の土地購入費を削除します。 4ページをお願いします。款8消防費、目3災害対策費の節13委託料、防災コミュニティ施設基本設計業務委託料7,000万円を削除します。款9教育費、目2公民館費、節13委託料の解体工事設計業務委託料600万円を削除します。これは不知火公民館の分です。 以上で、詳細説明を終わります。御審議の上、採択いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(入江学君) 修正案の説明が終わりました。 これから、委員長報告並びに修正案に対する質疑を行います。まず、委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。             [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(入江学君) 質疑なしと認めます。 次に、修正案に対する質疑を行います。質疑はありませんか。             [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(入江学君) 質疑なしと認めます。次に、議案第48号の討論に入りますが、通告はありません。したがって、討論なしと認めます。 これから、議案第48号宇城市個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。採決は、押しボタン式投票によって行います。本案に対する委員長報告は原案可決です。議案第48号は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを、それぞれ押してください。               (ボタンを押す) ○議長(入江学君) ボタンの押し忘れはございませんか。             [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(入江学君) 押し忘れなしと認め、確定いたします。 賛成多数です。したがって、議案第48号は原案のとおり可決しました。 次に、議案第49号の討論に入りますが、通告はありません。したがって、討論なしと認めます。 これから、議案第49号宇城市企業振興促進条例等の一部を改正する条例の制定についてを採決します。採決は、押しボタン式投票によって行います。本案に対する委員長報告は原案可決です。議案第49号は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを、それぞれ押してください。               (ボタンを押す) ○議長(入江学君) ボタンの押し忘れはございませんか。             [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(入江学君) 押し忘れなしと認め、確定いたします。 賛成全員です。したがって、議案第49号は原案のとおり可決しました。 次に、議案第50号の討論に入りますが、通告はありません。したがって、討論なしと認めます。 これから、議案第50号工事請負契約の変更契約の締結について(黒崎内潟線(戸馳大橋)補助金(上部工)工事)を採決します。採決は、押しボタン式投票によって行います。本案に対する委員長報告は可決です。議案第50号は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを、それぞれ押してください。               (ボタンを押す) ○議長(入江学君) ボタンの押し忘れはございませんか。             [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(入江学君) 押し忘れなしと認め、確定いたします。 賛成多数です。したがって、議案第50号は可決しました。 次に、議案第51号の討論に入りますが、通告はありません。したがって、討論なしと認めます。 これから、議案第51号工事請負契約の締結について(豊川小学校プール改築工事)を採決します。採決は、押しボタン式投票によって行います。本案に対する委員長報告は可決です。議案第51号は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを、それぞれ押してください。               (ボタンを押す) ○議長(入江学君) ボタンの押し忘れはございませんか。             [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(入江学君) 押し忘れなしと認め、確定いたします。 賛成多数です。したがって、議案第51号は可決しました。 次に、議案第52号の討論に入りますが、通告はありません。したがって、討論なしと認めます。 これから、議案第52号損害賠償の額を定めることについてを採決します。採決は、押しボタン式投票によって行います。本案に対する委員長報告は可決です。議案第52号は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを、それぞれ押してください。               (ボタンを押す) ○議長(入江学君) ボタンの押し忘れはございませんか。             [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(入江学君) 押し忘れなしと認め、確定いたします。 賛成多数です。したがって、議案第52号は可決しました。 次に、議案第53号平成29年度宇城市一般会計補正予算(第2号)の討論に入ります。まず、原案に対する討論を行います。通告がありますので、発言を許します。8番、五嶋映司君。 ◆8番(五嶋映司君) 8番、日本共産党の五嶋です。ただいま議題になっております議案第53号平成29年度宇城市一般会計補正予算(第2号)に反対の立場で討論いたします。 この補正には、就学援助の新入学費用の入学前支給など評価できる点もありますが、先にも修正動議が出された部分について、企画費の小川駅周辺開発構想策定業務委託料と、土地購入費2,100万円については、ほとんど説明がなされていない状態で、しかも先ほどの施設名の中でもありましたけれども、JRの協議などもあまり進んでいない、質疑の中でも伺いましたが、いわゆる丸投げの状態で、そこから提案された状況によってどういう方向であるか決めるという状況の説明しかなされておりません。そういう意味では、しかも土地購入予定の土地は何に使うのか、その費用対効果はどうなのか、何ら説明もない状況での予算の計上は、あまりにも無責任と言わざるを得ないと思います。 また、JRの協議についても松橋駅前開発でも経験したとおり、駅の施設に関わる工事についてはJR価格で全てJRの言うとおりでいくらかかるか分からない、そんな状況になってしまうのではないかという危惧もあります。 次に、18ページの民生費の国民健康保険費で、基準外繰入の1億3,300万円ほどを一般会計に変換する補正が組まれています。予算措置ができる財源があるわけですから、来年からの県への移行に伴う標準税率での計算でも、県への納入金の不足が大きく生じるような状況ではないように思います。国保会計に残して、引下げの財源とすべきと考えます。 31ページの消防費に計上されている防災コミュニティ施設基本設計業務委託料7,000万円の問題です。公民館機能を持った施設を5町ごとに整備することの必要性は感じていますが、まず、建設費の財政負担が明確になっていないこと、松橋に計画されている防災コミュニティセンターとの関連や、市が進めている施設の統廃合計画との関連などが明確ではありません。それぞれの維持管理費がどの程度になり、どのような費用の発生があるのかなども明らかにされておりません。このように、財政負担にどういう影響を与えるのか、ほとんど議論されていない段階での設計委託料は問題があると思います。 また、33ページの教育費の公民館費に計上されている中央公民館の解体業務委託料についても、解体の必要性についても十分な説明がありません。どこをどう解体して、どうするのか。老人福祉センターの機能はどうなるのか。議会への説明もありませんし、松橋公民館を廃止し、中央公民館として、今中心部に残るただ一つの公民館機能をどう代替施設として考えるのか。今の委員会報告の中では、し尿処理センターを使うといわれていますが、これは場所的にどうなのか。それで十分なのか。その辺の説明も十分ではありませんし、そこを利用するという確定的な要素でもないように思います。 以上のような理由で、議案第53号平成29年度宇城市一般会計補正予算(第2号)には反対をいたします。議員諸氏の賛同をよろしくお願いして、反対討論といたします。 ○議長(入江学君) 以上で、通告による討論は終わりました。 次に、修正案に対する討論を行います。修正案に反対の発言を許します。石川洋一君。 ◆21番(石川洋一君) 21番、新志会の石川です。議長より発言の許可を頂きましたので、修正予算案に反対の立場から討論をいたします。 まず、総務費の財産管理費の委託料の900万円、これは旧小川支所の解体工事に係る設計業務委託料であると説明を承っております。この施設は既に支所としての機能を有しておらず、解体も決定しております。その施設の解体については、合併特例債を活用することができるために、その期間内に解体を完了しようとするための予算であると認識をいたしております。使用していない公共施設を解体するにあたり、合併特例債を活用することができるにも関わらず、時期をずらし、一般財源等を投入して解体工事を実施するということが、果たして市民に受け入れられるものでしょうか。私はそうは思いません。市民の負担軽減につながる合併特例債が活用できる今こそ、解体事業を推進すべきであると思います。 次に、企画費の小川駅周辺開発構想の関連予算については、熊本地震からの復興が今後本格化する中、一刻も早く着手すべき事業であると思います。今、宇城市では地方創生に向け、まち・ひと・しごと創生総合戦略を策定し、人口減少対策に取り組んでいますが、この中でもコンパクトシティ構想が描かれております。これを受けて、今年2月には市長が「小川駅西側を新たなまちづくりの拠点として整備し、人口増加策につなげます。」との所信表明をされました。私も熊本駅まで20分、八代駅まで14分という小川駅が持つ地理的優位性と、県道跨線橋の完成により飛躍的に向上した交通アクセス性をいかし、小川駅西側周辺の都市各機能を今こそ強化すべきと考えます。 3年半後には、九州で博多駅に次ぐ規模の新熊本駅ビルが完成予定であり、熊本駅周辺がビジネスの中心地帯に移り変わっていくのは必然と思われます。そうしますと、環境にも優しい定時制の高いJR線の利用がますます重要視され、駅周辺の住宅需要も高まってまいります。今回の小川駅周辺開発構想は、熊本地震からの復興期における人口減少対策と、こうした社会情勢の変化にもいち早く対応したいとする執行部の早期の事業着手方針を、私は支持をいたします。 次に消防費7,000万円は、防災コミュニティ施設を旧町ごとに1か所ずつ建設するための基本設計業務委託料であると伺っております。熊本地震の発災直後、私も避難所等で市民の皆様や市職員の声を聞いております。その中には、「水が出ないのでトイレが使えない。」、「幼児に授乳をしたいけれども、避難所の中では周囲の目が気になる。」、「支援物資はありがたかったが、とにかく人海戦術で物資を搬入したのは大変だった。」などなど、多く声をいただいたところで、私も一議員として、今回の経験を無駄にしないように、また今後発生するであろう災害に備えて、避難所のあり方にも改良が必要ではないかと思っている一人です。 今回の防災コミュニティ施設の整備は、正に今後の避難所のあり方を考えた施設であると思います。利用者に優しいつくりを意識し、マンホールトイレ、シャワー施設、非常用電源などが計画された上で、耐震機能を向上させるといった、正に熊本地震を経験した本市ならではの計画であるといえます。 また、この事業に着手することは、国からの交付金が期待でき、合併特例債等を活用するなど財政的に非常に有利であると伺っております。この防災コミュニティ施設の整備では、スクラップアンドビルドという考え方で、同種の老朽化した施設については、廃止や複合化などの要素も盛り込まれており、市長の意気込みが感じられます。このチャンスをみすみす見逃す手はなく、大いに事業を推進すべきです。 次に、教育費600万円は、不知火町にある中央公民館の解体工事の設計委託費との説明を受けました。この施設も耐用年数が目前に迫っており、大規模改修工事に数億円掛かるという施設ではないかと思っております。市費を数億円も掛けて施設の延命措置を行うか、財政上有利な国の交付金や合併特例債を活用して、防災コミュニティ施設として生まれ変わったほうがいいのかという選択肢から、今回提案されたものであると認識をいたしております。今しかないこの時期に、防災コミュニティ施設の整備に舵を切った市長の判断は、合併特例債の期限が迫る中で、タイムリーな補正予算の提案であると思っております。 よって、本予算修正案に反対いたしますので、議員諸氏の賛同をよろしくお願い申し上げ、反対討論を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(入江学君) 修正案に賛成者の発言を許します。 ◆2番(髙本敬義君) 2番、うき未来21の髙本です。ただいま、議題になっております議案平成29年度一般会計補正予算の修正動議に賛成の立場で討論をいたします。 この修正動議、大きく2点が含まれているわけですが、1点目は小川駅周辺整備に関する予算でありますけども、小川駅西側に改札口と駐車場の整備をしたいということでありますが、常任委員会の質疑の中で、計画については現状の調査が必要で、それらを踏まえて少しずつ形を表していきたい。また、事業料とかはいろいろなパターンで異なるので今は出せないと、JRとの協議も五、六月頃に1回しただけで、構想ができたら再度十分な協議が必要という答弁がありました。事業の構想とか総事業費など不透明な状態では、議会としても市民も十分な議論はできません。ましてや、土地購入予算も伴う事業であれば、なおさら具体的な提案と丁寧な説明が必要と考えます。第2次総合計画では、公共交通また土地利用の項目の中で、松橋駅、小川駅、三角駅等の周辺整備を進めるということをうたってはあります。もとより、今回の補正に係る事業を全て駄目と断じるものではありませんが、事前の検討協議が不十分だったと考えられます。青写真、事業構想など提示をして、十分な議論ができる段階で提案すべきものと考えます。また、そのような状況にならないとJRとの協議もできないと思われますし、整備に係る市の負担額も見えてこないと思います。 2点目は、防災コミュニティ施設整備に関係する予算です。この予算は旧町ごとに防災コミュニティ施設を整備する。場所は現在の公民館をベースに建て替えを基本に進めるというものであります。旧小川支所の解体後については、防災コミュニティセンターの建設用地と考えているという委員会での答弁でもありました。しかし、お隣にある小川福祉センター、コミュニティビジネスセンターとの関係はどうなるのか、福祉センターを避難場所に指定するかどうかで旧小川支所跡地の予定されるであろう新しい施設のあり様や機能などがしゅん別され、決められるという答弁でもありました。現在、防災計画もまだ見直しの途中段階であろうと思いますが、このような近くにある両施設の住み分けができるのでしょうか。その中での解体予算は新しい施設の中身の検討が不十分といわざるを得ないと思います。十分な議論の上に、再度提案すべきと考えます。 防災コミュニティの基本設計委託は各町に整備する施設の場所、規模、機能、事業費などが私たちには不透明です。執行部も質問しても明確に説明が返ってこない部分もあります。全体的な検討を更に深めて、施設整備の青写真や構想を提示して議会でも十分議論できるようにすべきだと考えます。課題がいくつかありますが、例えば松橋の旧図書館跡地に予定されているコミュニティ施設は、地元に不足している自治公民館の補充なのでしょうか。それとも、今回、旧町に最低1か所ずつは造りたいという旧町の拠点の施設なのでしょうか。その住み分け等の議論もまだまだすべき余地がたくさんあります。不知火の中央公民館解体設計委託、どこの部分が解体され、代替施設はどこにして、新たな施設はどうなっていくのか。トップ上層部はある程度の認識、情報共有ができているのかもしれませんが、現場で働く職員たちには何も周知できていないと思います。これは、事前の協議が不十分な証だろうと思います。しかも、解体は平成30年度に予定し、100余りの団体利用者には代替施設のめどが立ったらその後に利用者協議をしたいという回答でもあります。解体後の対応も十分に煮詰まっていないのに、解体予算だけが先行するのはいかがなものでしょうか。問題があると考えます。 防災コミュニティ施設整備に関しまして、全体として公民館の既存施設を解体して建て替える方針のようでありますが、構想を更に検討し、その上に立って市民や議会が議論できるような提示をし、建て替えや既存施設の長寿命化や機能を付加することなどの内容も含めて十分議論の結果、予算措置をするような進め方をすべきではないでしょうか。その意味では、今回の防災コミュニティ関連の解体、基本設計予算は全体像が不透明な中で、議会として十分な議論ができないので、減額修正が必要だと考え、今回の修正動議に賛成とするものであります。議員諸氏の賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(入江学君) 修正案に反対者の発言を許します。 ◆15番(長谷誠一君) うき幸友会長谷誠一でございます。ただいま、議長のお許しを頂きましたので、修正予算案に反対の立場から討論いたします。 防災コミュニティ施設の必要性については、熊本地震を経験した皆さんは感じておられると思います。避難所に来られた被災者の方々は、余震の度に「ミシッ、ミシッ」と建物が揺れ、老朽化した建物が倒壊するのではないかと不安な気持ちでおられたこと、また、断水により避難所のトイレが使えないため仮設トイレを設置されましたが、長蛇の列で待たなければ使用できず、水の調達も困難な状況で不衛生な環境となったこと、この状況はどの避難所も同じ光景でした。この経験をいち早くいかした施設を願う議員の一人であって、実現への一歩を予算化され、大変うれしく思っています。 また、市長は熊本地震の復旧作業はかなりのスピードで進めておられ、復興に向けた取組へと展開している時期に早々と乗り出されたようで、深く感銘しています。その代表的なものである防災コミュニティ施設は、市民の安心・安全を意識した各旧町の象徴的な施設になると思っていますし、この事業に大きな期待を寄せる主要な施策であると感じています。 災害は地震に限らず、台風、豪雨など様々なケースが考えられます。先日の台風の避難者数も700人を超える人が避難されたと聞きます。幸いにも被害はほとんどなかったようですが、いつどこで災害が発生するか分からない状況の中、市民の皆様の不安解消が最優先で必要ではないかと思います。この建設目的にはもう一つあると伺っています。このような大規模なものを建設した場合には、財政的な問題や維持管理費用の増大が懸念されますが、スクラップが前提にあると伺っています。合併特例債の使用期限など、有利な財源を使用され、老朽化施設の解体や用途が単一化となっている施設の複合化などにも一役かった施設と聞きました。次世代への負担軽減へ向けた重要な役割を担う施設だと思います。守田市長の御英断に賛同いたします。 また、今回の小川駅周辺整備事業は、人口減少に向けた都市格の強化を高める事業と伺っています。宇城市は、平成17年合併時の国勢調査の6万3,089人から、直近の平成27年の国勢調査では5万9,756人と3,333人減少しています。昭和50年代からほぼ横ばいで維持してきた人口が、ここ数年でこれだけ減少しています。人口減少が市政に与える影響は大きく、今後の政策でも人口減少対策は急務であり、議会でも報告された宇城市まち・ひと・しごと総合戦略でもこれからの政策のビジョンが示されておりました。市全体で人口減少が進む一方で、松橋駅や小川駅周辺では人口が増加していると聞いてもいます。限られた財源の中ではありますが、私も定住対策のためには効果が高い場所に投資し、費用対効果を高めなければならないと考えています。 JR九州が公表した昨年度の利用実績によりますと、小川駅は乗車人員も1日当たり1,213人と県内の駅でも14位と利用率は高く、11位の松橋駅と比較しても遜色がない乗車人員があります。このポテンシャルをいかし、市の定住促進化に取り組むため、用地取得も含めて早急に小川駅周辺の整備を進め、市外への人口流出を抑制するという執行部の方針を私は支持いたします。第2次宇城市総合計画の基本構想の中で、重点プロジェクトとして位置づけられている小川駅周辺整備事業がいち早く取り組めるよう本予算修正案には反対をいたします。 議員諸氏の賛同をよろしくお願い申し上げまして、修正案反対の討論を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(入江学君) 修正案に賛成者の発言を許します。 ◆11番(渡邊裕生君) 11番、渡邊です。ただいま議題になっております修正案に賛成の立場で発言をいたします。 公民館の解体費につきまして、先日質疑でも申し上げましたように、不知火公民館は中央公民館機能と老人福祉センター機能を合わせ持った一つの建物として今存在しております。今後、この建物が解体というその決定がなされる前に、それを実際今使っている社協や高齢介護課、生涯学習課、そして地元のNPO法人不知火スポーツクラブ等での協議がしっかりとなされたかというと、なされたとは聞いておりません。 今、不知火のあの公民館の建物には2階に小ホールがあります。そして、老人福祉センターにはお風呂があります。老人福祉センターは週に1回、地域の高齢者の方々を社協がマイクロバスで送迎して、お風呂に入れて、お弁当を食べて、帰りには「くまい」で買物をして帰るという、そういう重要な地域福祉の要になっている施設でもあります。 この前質疑でもありましたように、公民館の会議室等においては延べ数万人というかなりたくさんの人たちが利用をされております。その機能が、今後新しく防災コミュニティ施設として建て替えられたときに、今の機能を合わせ持つのであれば特段私は問題はないと思いますが、どのような施設になるのかが全く今現状示されておりません。もし、今の機能が縮小されるようであるならば、選択肢としては別の場所に新たに建設という選択肢もありではないかと思います。 あの敷地内に、今ほとんど誰も使わないテニスコートがあります。前は駐車場です。武道館の隣です。十分建設可能な用地があると思います。公民館機能、そして老人福祉センター機能が十分担保できるという青写真が提示されているのであれば、特段私はあえてここで反対はいたしませんが、何も見えない状態で賛成というわけには、なかなか地元の人間としてはこれは果たしていかがなものか、と考える次第です。 どうか、1回これを予算をゼロに戻して、きちっとした形での方向性をお示しになられて予算を出していただきたい。不知火町の住民として切に願うところであります。ということで、私の賛成の意見とさせていただきます。 ○議長(入江学君) ほかにありませんか。 ◆16番(永木伸一君) ただいま問題になっております予算の修正案について、反対の立場で討論したいと思います。 先ほど来、うちの石川代表、そしてまた長谷議員が詳しく討論されました。私は違った立場から反対の討論をしたいと思います。御承知のとおり、駅前周辺開発は私の地元です、小川駅周辺開発は。私もそのことについては、一般質問をしたことがあります。なぜか、以前からもう10年ぐらい前だったと思いますけれども、松橋駅周辺開発が特別委員会をして着々と進められておりました。まだ完成ではございませんけれども、新たな違った景色になっております。「じゃあ、松橋だけつくらなくても小川もいいじゃないか。」それが私の思いの始まりでございます。そういう思いで守田市長の時に一般質問をさせていただきました。 そしてまた、2月の選挙の中に、地域住民を前にして守田市長は「小川駅周辺開発事業をやります。」そう発言されました。時の市長が言ったことは、引き戻れないわけです。多くの地域住民は「ああ良かった、便利になるね。」「わあ、違った景色が見えるね。」と、いろいろ思いがございました。今回の修正動議、これに賛成すれば、それぞれの地域住民の希望のあかり、その思いを断ち切ることになります。私は、この修正案に断じて賛成するわけにはいきません。 もう1点目は、防災コミュニティセンター建設があがっております。当初は、一つだけという話を私は聞いておりました。じゃあ、宇城市に一つとなれば、やっぱり松橋だろうなと、そういう思いの中におりましたけれども、時が経つにつれ、宇城市全体に広げるようになったという声を聞いております。ああ、良かったな。各町に1つずつ造れば、波風は立たないだろう。そしてまた、この施設は今からの時代にはなくてはならない施設でございます。もう皆さんも知っておられると思いますけれども、海の向こうのメキシコ、震度7以上がわずかの時間に2回起こっております。そして、大きな、大きな被害がでております。また、我々熊本でも2回起きております。1日、間をおいてまた2回目が、更に大きな地震が起きております。もう、地震というのは予測できないわけです。 昨晩、テレビを見ておりましたら、南海トラフのことについてあっておりました。震度7以上の地震が起きれば、三十数万人という死亡者が出るとシミュレーションされておりました。しかしながら、専門家は予測はできない、いつ来るか分からない、今言われているのが30年のうちには来るだろうといわれていますけども、明日来るかもしれない、また30年ぐらい、全く予想がつかない。 そしてまた、日本には火山がいくつもございます。その火山が、いつ暴れるか分からない。我々が子どもの頃習ったのは、活火山、休火山、死火山と習いました。今、その言葉はないそうです。全部が生きている火山だそうです。そういったことで、地震大国の日本はいろんな災害を抱えております。 今度提案されたコミュニティセンターは、特に市民の安心・安全を担保できるような施設になると思っています。これは、もうそういう社会情勢を考えれば、1日も早く取り組まなければならない重要な課題でございます。誰かの言葉ではございませんけれども、もろもろ有利な借金、あるいは財源がある中に、「やるなら、今でしょ。」と、守田市長に私は提案したいと思っております。 そういうことで、この案件はもう皆さんいろいろ考えあるかと思っていますけれども、私は修正案には反対です。後の判断は皆さんの良心にお任せします。よろしくお願いします。 ○議長(入江学君) ほかにありませんか。五嶋映司君。 議案の2つの反対討論はできないということで、よろしゅうございますか。 ◆8番(五嶋映司君) 修正案ですから、議案とは違うんですけど。 ○議長(入江学君) しばらく休憩します。             -------○-------               休憩 午前11時47分               再開 午前11時48分             -------○------- ○議長(入江学君) 会議を再開いたします。 討論、意見を出していない方がございましたら、どうぞ。ございませんか。             [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(入江学君) これで討論を終結いたします。 これから、議案第53号平成29年度宇城市一般会計補正予算(第2号)を採決します。まず、議案第53号に対する中山弘幸君ほか1人から提出された修正案について採決します。採決は、押しボタン式投票によって行います。本修正案に賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを、それぞれ押してください。               (ボタンを押す) ○議長(入江学君) ボタンの押し忘れはございませんか。             [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(入江学君) 押し忘れなしと認め、確定いたします。 賛成少数です。したがって、修正案は否決されました。 次に、原案について採決します。採決は、押しボタン式投票によって行います。本案に対する各委員長報告は原案可決です。原案に賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを、それぞれ押してください。               (ボタンを押す) ○議長(入江学君) ボタンの押し忘れはございませんか。             [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(入江学君) 押し忘れなしと認め、確定いたします。 賛成多数です。したがって、議案第53号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第54号の討論に入りますが、通告はありません。したがって、討論なしと認めます。 これから、議案第54号平成29年度宇城市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)を採決します。採決は、押しボタン式投票によって行います。本案に対する委員長報告は原案可決です。議案第54号は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを、それぞれ押してください。               (ボタンを押す) ○議長(入江学君) ボタンの押し忘れはございませんか。             [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(入江学君) 押し忘れなしと認め、確定いたします。 賛成多数です。したがって、議案第54号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第55号の討論に入りますが、通告はありません。したがって、討論なしと認めます。 これから、議案第55号平成29年度宇城市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)を採決します。採決は、押しボタン式投票によって行います。本案に対する委員長報告は原案可決です。議案第55号は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを、それぞれ押してください。               (ボタンを押す) ○議長(入江学君) ボタンの押し忘れはございませんか。             [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(入江学君) 押し忘れなしと認め、確定いたします。 賛成全員です。したがって、議案第55号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第56号の討論に入りますが、通告はありません。したがって、討論なしと認めます。 これから、議案第56号平成29年度宇城市介護保険特別会計補正予算(第1号)を採決します。採決は、押しボタン式投票によって行います。本案に対する委員長報告は原案可決です。議案第56号は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを、それぞれ押してください。               (ボタンを押す) ○議長(入江学君) ボタンの押し忘れはございませんか。             [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(入江学君) 押し忘れなしと認め、確定いたします。 賛成多数です。したがって、議案第56号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第57号の討論に入りますが、通告はありません。したがって、討論なしと認めます。 これから、議案第57号平成29年度宇城市奨学金特別会計補正予算(第1号)を採決します。採決は、押しボタン式投票によって行います。本案に対する委員長報告は原案可決です。議案第57号は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを、それぞれ押してください。               (ボタンを押す) ○議長(入江学君) ボタンの押し忘れはございませんか。             [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(入江学君) 押し忘れなしと認め、確定いたします。 賛成多数です。したがって、議案第57号は原案のとおり可決しました。 次に、議案第58号の討論に入りますが、通告はありません。したがって、討論なしと認めます。 これから、議案第58号平成29年度宇城市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)を採決します。採決は、押しボタン式投票によって行います。本案に対する委員長報告は原案可決です。議案第58号は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを、それぞれ押してください。               (ボタンを押す) ○議長(入江学君) ボタンの押し忘れはございませんか。             [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(入江学君) 押し忘れなしと認め、確定いたします。 賛成多数です。したがって、議案第58号は原案のとおり可決しました。 次に、議案第59号の討論に入りますが、通告はありません。したがって、討論なしと認めます。 これから、議案第59号平成29年度宇城市下水道事業会計補正予算(第2号)を採決します。採決は、押しボタン式投票によって行います。本案に対する委員長報告は原案可決です。議案第59号は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを、それぞれ押してください。               (ボタンを押す) ○議長(入江学君) ボタンの押し忘れはございませんか。             [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(入江学君) 押し忘れなしと認め、確定いたします。 賛成全員です。したがって、議案第59号は原案のとおり可決しました。 次に、議案第60号の討論に入りますが、通告はありません。したがって、討論なしと認めます。 これから、議案第60号平成29年度宇城市一般会計補正予算(第3号)を採決します。採決は、押しボタン式投票によって行います。本案に対する委員長報告は原案可決です。議案第60号は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを、それぞれ押してください。               (ボタンを押す) ○議長(入江学君) ボタンの押し忘れはございませんか。             [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(入江学君) 押し忘れなしと認め、確定いたします。 賛成全員です。したがって、議案第60号は原案のとおり可決しました。             -------○------- △日程第23 議案第61号 平成29年度宇城市一般会計補正予算(第4号) ○議長(入江学君) 日程第23、議案第61号平成29年度宇城市一般会計補正予算(第4号)を議題とします。 市長より、提案理由の説明を求めます。 ◎市長(守田憲史君) 今回追加提案します議案は、平成29年度宇城市一般会計補正予算(第4号)1件でございます。 衆議院議員総選挙費でございまして、9月28日解散予定、10月10日公示予定、10月22日選挙予定と報道されていますので追加提案するものでございます。補正予算(第4号)につきましては、歳入歳出それぞれ3,953万円を追加し、歳入歳出の予算総額を371億103万6千円とするものであります。 詳細につきましては、総務部長から説明いたします。よろしく御審議の上、御承認いただきますようお願い申し上げまして、提案理由の説明を終わります。 ○議長(入江学君) 提案理由の説明が終わりました。これから議案第61号平成29年度宇城市一般会計補正予算(第4号)の詳細説明を求めます。 ◎総務部長(本間健郎君) お手元に宇城市各会計補正予算書宇城市一般会計補正予算(第4号)というのが配られているかと思います。 1ページが歳入歳出予算の補正ということで、先ほど市長が提案理由の時に述べられた額になっております。中身につきまして、7ページをお願いしたいと思います。歳出でございます。款2総務費、項4選挙費、目5衆議院議員総選挙費で3,953万円を計上しているところでございます。主なものにつきましては、右側に節がございますけれども、職員の時間外手当と選挙に関わる業務委託料などになっております。 歳入の特定財源といたしまして、10分の10の国の同選挙に係ります委託金同額の3,953万円がございます。今回の選挙につきましては、まだ正式には決定されておりませんが、あらゆる報道等により選挙が想定されておりますので、予算を計上するものでございます。 ○議長(入江学君) これから、議案第61号の質疑に入ります。質疑はありませんか。             [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(入江学君) 質疑なしと認めます。 お諮りします。ただいま議題となっております議案第61号は、委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。            [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(入江学君) 異議なしと認めます。したがって、議案第61号は委員会付託を省略することに決定しました。 これから、議案第61号の討論に入ります。討論はありませんか。             [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(入江学君) 討論なしと認めます。 これから議案第61号平成29年度宇城市一般会計補正予算(第4号)を採決します。採決は、押しボタン式投票によって行います。議案第61号は、原案のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを、それぞれ押してください。               (ボタンを押す) ○議長(入江学君) ボタンの押し忘れはございませんか。             [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(入江学君) 押し忘れなしと認め、確定いたします。 賛成多数です。したがって、議案第61号は原案のとおり可決されました。             -------○------- △日程第24 議会運営委員会の閉会中の継続調査の申し出について
    ○議長(入江学君) 日程第24、議会運営委員会の閉会中の継続調査の申し出についてを議題とします。 議会運営委員長から、議会運営委員会の調査中の事件について、会議規則第110条の規定によって、お手元にお配りました申出書のとおり、閉会中の継続調査の申し出があります。 お諮りします。委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに御異議ありませんか。            [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(入江学君) 異議なしと認めます。したがって委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定しました。             -------○------- △日程第25 各常任委員会の閉会中の継続調査の申し出について ○議長(入江学君) 日程第25、各常任委員会の閉会中の継続調査の申し出についてを議題とします。 各常任委員長から、所管事務のうち会議規則第110条の規定により、お手元に配りました所管事務の調査項目について、閉会中の継続調査の申し出があります。 お諮りします。各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに御異議ありませんか。            [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(入江学君) 異議なしと認めます。したがって、各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定しました。 これで、本日の日程は全部終了しました。会議を閉じます。 平成29年第3回宇城市議会定例会を閉会します。             -------○-------               閉会 午後0時04分地方自治法第123条第2項の規定により署名する。宇城市議会議長  会議録署名議員  会議録署名議員...